無能以下で邪魔な成分

βグルカン健康食品を比較するには、第一に成分としてのベータグルカンの含有量が多い製品を選びます。摂取した製品量が同じなら、中に含まれている機能性成分が多い方が機能性が発揮される可能性は高いことは当然の現象として容易に想像できるでしょう。

純度が高いことは、同時に機能性成分と水以外の不純物であるタンパク質や脂質が少ないことを意味します。不純物が多いことは製品の価値を低下させるだけなく、目的とするβグルカンの機能性を邪魔するマイナス作用の懸念があるのです。

タンパク質や脂質が多く残存している低純度の製品では、含まれているβグルカンが少ない＝分子の数も少ないのです。ここに大量の不純物であるタンパク質や脂質が合わさると、大事な機能性成分の分子が包み込まれてしまいます。これでは、機能性成分の分子が小腸でマクロファージに直接に接触できません。

このように低純度の製品では、二重の効率低下が起こるために、機能性の期待値が著しく低いのです。

一方、高純度の製品なら、当然に含まれているβグルカンの量が多く分子数も大量です。さらに不純物が少ないことでベータグルカン分子は邪魔されずに剥き出しに露出しています。そのため、小腸でマクロファージに直接に接触できて吸収される効率が高いのです。

高純度βグルカンが少量でも効率よく機能性が発揮されるのは、 機能性成分の絶対量の多さに加えて、不純物の阻害が少ないからなのです。

不純物を採点するなら「仕事をしない、働かない」の０点ではなく、 「機能性成分の含有量を下げる」「機能性成分の仕事を邪魔する」ので、 大きなマイナス点と評価されます。

たんぱく質や脂質の少ない製品を選ばないと、 「摂取しても意味が無い」を通り越して、「負担でしかない」ような状況さえ危惧されるのです。

意義ある製品を選び結果を求めるなら、選ぶべきは信頼できる高純度品なのです。